R-LABO

第5回 / 全5回・最終回

一人でやるなら、
これだけは

全5回のお話も、今日で最後になりました。ここまで見てくださって、本当にありがとうございます。最終回の今日は、これから一人で続けていくために知っておいてほしいことを、まとめてお話しします。約3分。

ここまでの4回

かんたんに振り返らせてください。1回目は、体重より先に体のサインを見ましょう、というお話。2回目は、一度に変えず、土台から順番に、というお話。3回目は、意志ではなく準備で続ける、というお話。そして4回目は、食べた量と体に届いた量は別だ、というお話でした。

ここまでで、進み方はもう分かっていただけたと思います。

それでも、途中で止まってしまう

ただ、やり方が分かっていても、途中で止まってしまうことがあります。そして多くの方が、そこでもういちど「自分は続かない人間だ」と思ってしまう。

でも、これも意志の問題ではないんです。一人で進むときには、はっきりした理由が3つあります。そこを先に知っておくと、止まりにくくなります。

理由① 決めることが多すぎる

何を食べるか、いつ食べるか、これでいいのか。一日のうちに、何十回も小さな判断をしています。判断は、するたびに少しずつ疲れていきます。

夕方に決めたことが崩れやすいのは、そのためです。気持ちの問題ではなくて、その日にもう使いきってしまっているんです。

理由② 合っているか分からないまま進む

体は、すぐには変わりません。2週間つづけても、目に見える変化がないことのほうが普通です。そのときに「意味があるんだろうか」と思ってしまう。

方向が合っているかどうかを確かめられないまま進むのは、思っている以上にしんどいことなんです。

理由③ 落ちたときに、戻る道がない

忙しい時期、体調のよくない時期、気持ちが乗らない時期。そういう時期は必ずきます。一人だと、そこで「もう終わり」にしてしまいやすいんです。

本当は、少し休んで戻ればいいだけなのですが、その戻り方を決めていないと、そのまま離れてしまいます。

ひとつめ 決めごとを先に固定する

ここからは、一人で続けるための具体的な方法をお話しします。

変えるのはひとつだけ、期間は2週間。これは2回目にお話ししたとおりです。そして、振り返る日を曜日で決めてしまってください。たとえば毎週水曜の夜、5分だけ。決める回数を減らすことが、そのまま続く力になります。

ふたつめ 迷ったら、土台に戻る

迷ったときは、必ず土台に戻ってください。食事の回数、水分、眠り。この3つです。

うまくいかないと、人はつい新しいことを足したくなります。でも、うまくいっていないときほど、足すのではなく戻るほうが早いです。土台が崩れているだけ、ということが本当に多いんです。

みっつめ できなかった日こそ、残す

できなかった日ほど、記録に残してください。反省するためではありません。

そういう日の前後には、たいてい同じことが起きています。寝るのが遅かった、予定が詰まっていた、人に気をつかう日だった。一行だけでいいので書き残しておくと、しばらくして読み返したときに、自分の崩れる型が見えてきます。これは、一人でもできる、とても強い方法です。

よっつめ 3ヶ月変わらなければ、前提を疑う

土台を整えて3ヶ月たっても何も変わらないときは、がんばりを足さないでください。そこでもっと厳しくすると、たいてい体はもっとしんどくなります。

そういうときは、やり方ではなく、見ているところがちがう可能性があります。方法の問題ではなくて、前提の問題ということです。ここは、一度立ち止まっていいところです。

それでも難しいと感じたら

ここまでの4つを持って帰っていただければ、一人でもかなり進めると思います。

そのうえで、もし一人だと難しいと感じたときには、15分の無料の面談をご用意しています。売り込みはしません。今の状況をうかがって、次に何をするといいかをお伝えするだけの時間です。そこで「一人でやってみます」と言っていただいて、まったくかまいません。

おわりに

最後に、ひとつだけ。

体づくりで大事なのは、誰かに言われたとおりにすることではなくて、自分で選んで、自分で決めていくことだと思っています。今日までの5回は、そのための材料をお渡ししたつもりです。何を選ぶかは、あなたが決めていいところです。

追い込むのではなく、一緒に整えていく。これからも、そんなふうに体と付き合っていただけたらうれしいです。5回にわたって、おつきあいいただきありがとうございました。

一人でやるなら、この4つ

次にできること

ここでお話ししているのは、栄養と生活習慣についての一般的な内容です。病気の診断・治療にあたるものではありません。つらい症状が続くときは、医療機関にご相談ください。

▶ 5つのお話の一覧にもどる